金融
2025/12/12
帝国データバンクと滋賀大学によるDEMLセンターで量的研究・質的研究を推進
株式会社帝国データバンク
- 価値創造
- 共同研究
- DS学部
- 連携協定あり
金利変動や雇用傾向、企業間取引の構造などを研究
帝国データバンク/滋賀大学DataEngineeringandMachineLearning(DEML)センターでは、豊富な企業データおよびデータの研磨技術をもつ帝国データバンク(以下、TDB)とAI・機械学習技術およびそれを扱える教員陣をもつ滋賀大学とが共同して、データサイエンスに関する高度な人材育成、企業データを用いた研究、企業のデータマネジメント問題解決に取り組んでいます。2019年7月の開設から、中長期的なビジョンのもと、多くの成果を挙げ、学界と産業界の架け橋としての役割を強化しています。
TDBが保有するデータを活用した研究は継続して推進しており、2024年度は主として、製造業における借入金利変動メカニズムの解析、経済マクロ指標を用いたコロナ禍における倒産件数の予測モデルの開発、企業間取引ネットワークにおける階層構造の検出やサプライチェーン構造の検出、信用調査データを用いた雇用傾向の把握、倒産件数予測、テキスト分析の研究に取り組みました。
また、質的研究(観光業への取材)も引き続き実施しました。2024年度はさまざまな研究課題において、大規模言語モデル(LLM)の活用を進めました。2024年度は5件の研究発表、1件の修士論文で公表を行い、2025年2月20日には研究成果報告会を実施しました。これらの研究成果は、ページ下、関連リンクのDEMLセンターホームページから確認いただけます。引き続き本センターでは企業・経済分析を行い、世の中に発信していきます。
関連リンク
| 専門領域キーワード | 大規模言語モデル(LLM) |
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