課題解決のためのデータ分析をサポート

2023年度より、阪神電気鉄道株式会社がグループ企業を含め、社内でのデータ活用を推進するために実施している研修に、滋賀大学として協力しています。
研修は、データの活用で各々にも何かができるという意識を社員の方々に持っていただくことを念頭に入れて企画されました。社内のさまざまな部署から具体的な課題を持ち寄っていただき、その社員の方々の課題解決を、講師役が手伝う形式です。
講師役として滋賀大学から教員3名と学生10名程度を派遣し、また、滋賀大学発の学生ベンチャー、合同会社miteiに全体的な監修もお願いしています。
セミナーは、毎年、1～2ヶ月の間を開けて3日かけて実施しており、最初の2回でデータ分析を行い、3回目はその報告会に充てています。セミナーでは滋賀大学の各教員がデータ分析やAIの活用に関する講演も行っています。昨年度は、実施日の間にオンラインでの途中経過の確認と相談を実施する時間も取り入れ、より深くデータの分析や検討が行え、今後も実施を続ける方針です。