製造

2024/12/06

日本ガスケットに画像検知技術について学術指導を実施

日本ガスケット株式会社

  • 最適化
  • 人材育成
  • 学術指導
  • DS学部
  • 連携協定あり

画像検知技術の見直しで、誤認知削減と製造の効率化をめざす

日本ガスケット株式会社が製造しているガスケットは、車のエンジン等で気密性を保つために用いられるシール材です。この材料に不備があると自動車の重大な事故につながりかねません。日本ガスケット社では、製造工程で撮影されたガスケットの画像から、ガスケットについた傷や異物の検出を行っています。しかし、現在製造ラインに搭載されている画像からの異常検知技術では、実際の異常だけでなく、製品の品質に問題のないかすれなども異常と判定してしまい、このことが製造の効率化を妨げています。
滋賀大学との学術指導では、画像からの異常検知技術の再検討を行うことで、異常の誤検知を削減する方法について検討しています。それに加えて、過去の異常の発生パターンから、いつ、どのような状況で異常が発生するかに着目し、異常の原因と考えられる製造工程を特定することでも製造の効率化をめざしています。

専門領域キーワード画像解析、異常検知

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