製造

2024/07/08

トヨタ自動車と研修プログラム「データサイエンス実践道場」を実施

トヨタ自動車株式会社

  • 人材育成
  • セミナー
  • DS学部
  • 連携協定あり

ビッグデータ分析に秀でた人材を毎年の研修で育成

滋賀大学とトヨタ自動車株式会社は、トヨタグループのエンジニアをビッグデータ分析の中枢人材として育成する目的で、2017年度から“機械学習道場”という研修プログラムを開始しました。このプログラムは、2023年度から“データサイエンス実践道場”に名称を変更し、講義の先行受講、指導担当教員2人1組制、そして道場のオンライン化を継続しています。

初年度には、本学の4人の教員が師範、トヨタグループ内ですでに品質管理などでデータを扱っていた人々が師範代となり、入門生を指導しました。2年目以降、本学教員が増えましたが、本学教員だけが指導していたのでは、トヨタグループが必要とする人材育成数には追いつけません。そこで、2年目以降は前年までに修了した入門生が師範代、師範となることで、指導できる入門生の数を増やしました。

2020年度からは新型コロナ感染症対策のためにオンラインでの指導に切り替えましたが、これにより指導会場での制限がなくなり、規模を飛躍的に拡大することができ、2023年度には47の班で合計約250人を指導するまでになりました。このような大規模な人材育成事業の立ち上げから継続的に関与できたことは、本学教員にとっても重要な経験となりました。

道場は毎年5月から翌年1月までの指導会、2月に各班の代表を選出するための全員の発表会、そして3月に各班の代表による最終発表会が行われ、優秀者には竹村学長から竹村賞が授与されています。

専門領域キーワード人材育成

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