製造

2024/07/08

日立建機ティエラと生産設備の最適稼働をめざす

株式会社日立建機ティエラ

  • 最適化
  • 仮説検証
  • 共同研究
  • データ解析
  • DS学部
  • 連携協定あり

工程のシミュレーションモデルから部品投入の最適化を検討

株式会社日立建機ティエラとの共同研究では、IoTを活用して収集した工場内のデータを分析し、生産設備の最適稼働を目的とした研究に取り組んでいます。工場では、建設機械が多種混流生産されており、生産状況・生産設備の見える化を推進し、生産にかかわる各種データの収集が行われています。

本共同研究は2021年10月から開始しており、収集・蓄積した工場の稼働状況に関するデータを用いて部品投入の最適化をめざしています。2022年度は、塗装工程について構築したシミュレーションモデルを実際の稼働状況のデータと比較することで再現性の検証をしてきました。また、塗装工程後の組み立てに関する仕掛管理についてもシミュレーションモデルの構築に取り組んでいます。大物塗装工程のシミュレーション結果と連結させることで、建設機械の組立計画、塗装設備の進度、仕掛り数を管理しながら、最適な部品投入の計画をシミュレーション結果から検討できる技術の開発を進めています。

専門領域キーワード最適化

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