2024/07/08
「日野データサイエンス塾」へ講師派遣
日野自動車株式会社
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データサイエンスによる問題解決の手順を経験
日野自動車株式会社および日野コンピュータシステム株式会社(以下「日野自動車」)が共同で実施している、組織全体のデータサイエンス活用能力向上を目指す教育プログラム「日野データサイエンス塾」(以下「日野DS塾」)へ2名の講師派遣を実施致しました。本講師派遣は2024年度で6年目となり、日野自動車グループのデータサイエンスリテラシー向上の取り組みとして、非常に高い評価をいただいています。
日野DS塾は、統計科学や機械学習の基本的な知識の座学と演習、参加社員が自ら選定した現場課題の解決のための全5回の指導会(うち3回は遠隔会議システム、2回は東京都内にて対面で実施)で構成され、本講師は主に指導会にて参加者の理解度に合わせながらデータサイエンスの知見・手法を活用するデータ分析の指導を実施いたしました。具体的には、適切な課題設定、可視化によるデータ特性の理解およびデータ前処理の実施、モデル構築による解析実行、結果の解釈というデータサイエンス的課題解決の一通りの実施をサポートし、問題解決の一連の手順に対する経験を与えることができました。この1年間の成果は、竹村学長も出席の上で対面実施された修了式において報告され、最も優れた成果を上げた方に竹村賞が贈られました。
また、指導会とは別に日野DS塾の卒業生を含めたDS人材の交流の場である日野データサイエンスアカデミーにてライトニングトーク「数量化理論を利用したカテゴリカルデータの特徴量化のススメ」「Physics‐informed Neural Network (PINN)の紹介」を実施し、機械学習手法の技術についての解説を行いました。
さらに、これまでの本取り組みについて2024年9月に東京理科大学で開催された2024年度統計関連学会連合大会内にて企画セッション「産産学学連携でのデータサイエンスの取り組み」を開催し、日野DS塾参加経験者による成果の発表を通して、本学と日野自動車との産学連携活動を報告しました。
日野DS塾の受講経験者は、引き続き翌年度の日野DS塾に継続して参加、あるいはトヨタグループデータサイエンス実践道場に参加するなど、ますます重要性が高まりつつあるデータサイエンス人材として継続的な育成がなされ、活躍が期待されています。本取り組みのように、各企業の状況に合わせたデータサイエンス教育に対する支援を今後も継続して実施し、産業界を中心とする社会全体のデータサイエンス活用能力の向上に継続的に貢献いたします。

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