センター員
中川 雅央
ナカガワ マサオ
データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター 助教
専門分野 | 情報科学 |
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研究キーワード | システム工学、信頼性工学 |
研究活動
人間と機械が共生することができる技術の開発をめざして、人間とコンピュータのインタラクションの仕組みを明らかにしたい。そこで積極的にヒューマンエラーを包含した信頼性工学に基づくシステム設計の方法論および確率モデル化による多変量解析やデータ分析の評価法に関する研究を続けている。人間の持つ高度な学習能力・推論能力に対して情報システムの高機能化をいかにして融合させるのかを、ナチュラルコンピューティングを応用した情報科学的アプローチから解明することができれば、情報が氾濫する現代社会において人間が情報を取捨選択する能力・効率をさらに向上でき、ひいては社会の発展に寄与できるものと考えている。
教育活動
情報科学およびシステム工学の視点から、情報技術との付き合い方(情報倫理)やPPDACサイクルなどのシステム思考に主眼をおいた情報教育を実践し、あらゆるシステムを構成する要素として人間が存在しているという概念の理解を教育目標としている。
社会的活動
高度情報化社会を迎えるにあたりDX(デジタルトランスフォーメーション)に寄与するため、滋賀県EBPMモデル研究事業や滋賀県教育委員会や滋賀県内の県立学校および彦根商工会議所等との協力活動としてデータサイエンスやデジタルリテラシーに関する講演を積極的に行っている。
学内行政職務
主に情報教育システムの仕様策定や情報セキュリティポリシーの策定および個人情報保護規定の策定などを担当。