お知らせ

第152回 データサイエンスセミナー 開催報告

 2024年3月28日、第152回データサイエンスセミナーを開催しました。

 「 「AI監査」の基本と技術データサイエンティストの活躍~産学共同研究のこれまでと今後の展望~」と題し、PwC Japan有限責任監査法人の山口峰男所長による、監査手続についての説明とAIが会計監査にどのような影響を与えるのか、AIによる監査の変革について講演、及びディスカッションが行われました。

 AIを導入することによって時間のかかる監査手続の効率化やスピードアップ・AIに過去の傾向や過去の経験基づいたデータにより正確に監査手続ができ、不正を見逃さないなどの多くの利点がある一方で、複雑な計算や情報検索には向かないことや、機密情報を覚えることによって漏洩の危険性・生成AIの計算情報を信用しきれない点などの課題があるなど、AI導入後の会計士の役割を始め、会計監査の将来の展望について講演され、参加する本学教員のほか、学生からも活発な意見交換が行われ、AIとの付き合い方を考えるとともに今後の会計監査の大きな変革につながるセミナーでした。

講演をする山口所長
会場の様子

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滋賀大学/PwC Japan有限責任監査法人編集『「AI監査」の基本と技術―データサイエンティストの活躍』が刊行:
https://www.econ.shiga-u.ac.jp/topics/keizai20240124miyanisi.html

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