イベント
《2024年4月11日》第156回 データサイエンスセミナー(講演者:都築慎也先生 題目:日本の薬剤耐性(AMR)対策に役立つデータとその利用)
日時:2024年4月11日(木) 15:45 ~ 45分
場所:講堂多目的ルームⅠ および Web併用(※オンラインでの対象は特に限定しない)
講演者:都築慎也先生(国立国際医療研究センター)
題目: 日本の薬剤耐性(AMR)対策に役立つデータとその利用
概要:
様々な細菌によって起こされる感染症の治療には、一般には抗生剤と呼ばれる抗微生物薬(antimicrobials)が使われることが多い。薬剤耐性(antimicrobial resistance, AMR)とは細菌がこれらの薬剤に対して耐性を獲得してしまうことで、近年では公衆衛生上の世界的な課題として捉えられている。日本では2016年にAMR対策ナショナルアクションプランを公開し、2017年にAMR臨床リファレンスセンター(AMRCRC)を設立、様々な対策に取り組んできた。これらの対策を立案・実装・評価する上で、様々なデータとその解析結果が利用されることが多く、医療従事者に限らずデータハンドリング・統計解析に長けた人材が必要とされる。本講演では演者が実際に経験したデータ利用の実例を引用しつつ、データサイエンスがAMR対策においても役立てられていることを紹介したい。
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dser-center@biwako.shiga-u.ac.jp