開催日時：2019年04月23日12:50-14:20

開催場所：２２番教室（第２校舎棟１階）

講演者：李 超 氏（理化学研究所 革新知能統合研究センター）

題　目：「ベイジアンネットワークの紹介と応用」

概要：
　ベイジアンネットワーク（BN）は未知データの予測などによく用いられる手法の一つである。グラフ構造を用いて、複数の変数の同時確率分布を簡潔に記述できることはBNの特徴の一つである。また、BNモデルの厳密の学習法と予測手法が存在する。本報告では、BNのアルゴリズムとその応用について紹介する。

講演者：前田高志ニコラス 氏（理化学研究所 革新知能統合研究センター）

題　目：「交通ICカードの人の移動データを用いた都市活動分析」

概要：
　交通移動は、移動目的地でのアクティビティ（「働く」・「遊ぶ」など）の需要に伴って生ずる派生需要と言われる。そのため、交通移動を分析することで都市の各地の活動を理解することが可能である。交通ICカードや携帯電話GPSのデータは「移動目的」を情報として持たない一方、データ量は膨大である。本報告では、機械学習を用いて、質的情報を持たない移動データを通して都市を分析する研究について報告する。