開催日時：2019年11月01日16:10-17:10

開催場所：220室（データサイエンス棟2階）

講演者：
　長尾 大道 氏 (東京大学地震研究所／大学院情報理工学系研究科) 題　目：地震ビッグデータ解析の過去・現在・未来 概要：1995年の兵庫県南部地震（阪神・淡路大震災）以降，わが国では全国規模の地震観測網が整備され，1,000カ所以上の定常観測点において，24時間365日絶え間なく地震観測が行われている。得られた地震データの自動処理により地震速報が発信されるが，今後は民間会社が保有する地震計や，スマートフォンに内蔵されている振動計で得られたデータの利活用も検討されており，真の地震ビッグデータ時代に向けた解析手法の刷新が必須である。本講演では，地震ビッグデータ解析に資する手法開発を目標として実施中の，東京大学地震研究所と大学院情報理工学系研究科の協働プロジェクトの取り組みについて紹介する。