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データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター・深谷良治教授が大阪銀行協会フォーラムで講演「DX時代を勝ち抜くカギ~データの力を解き放つ~」

  2024年2月15日、一般社団法人 大阪銀行協会(大阪市北区、以下「大銀協」)主催の「第56回大銀協フォーラム」にて本学のデータサイエンス・AIイノベーション研究推進センターの副センター長である深谷良治教授が「DX時代を勝ち抜くカギ ~データの力を解き放つ~」と題する講演を行いました。

 大銀協は、地域社会と銀行界の接点として、大阪・関西の経済活動に貢献するとともに、銀行利用者のサービス向上に資する活動を行っており、学界と銀行界との交流を目的として、例年2月と8月に「大銀協フォーラム」という講演会・懇親会等を開催しています。本フォーラムでは、データ分析を業務に適用する際の重要性とその困難性、および数理・データサイエンス・AIの基礎を理解し、適切に活用できる人材を育成する必要性について、当協会の社員銀行およびフォーラム会員に向けて講演を行いました。本講演では、深谷教授の豊富な実務経験を基に、金融機関に未活用の価値あるデータが豊富に存在すること、また産業界との情報共有を通じてデジタル技術を活用することで新たな価値を生み出す可能性があることを示しました。このようなデータサイエンスの金融・産業分野における実践的重要性について、滋賀大学の取り組みやその貢献可能性を具体例を交えて紹介しました。

 フォーラムは、会場とオンラインのハイブリッド形式で開催され、会員金融機関の役員や役席者、関西地域のシンクタンク、関西に所在する大学の教授や准教授など、40名弱の参加者が集まりました。参加者からは業務変革や人材育成に関する議論が活発に交わされました。

講演する深谷教授

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