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データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター・深谷良治教授が愛媛県立新居浜西高校で出張講義

 朝日新聞社主催、代々木ゼミナール協賛による「プロフェッサー・ビジット」プログラムの一環として、滋賀大学データサイエンス・AIイノベーション研究推進センターの深谷良治教授が、12月12日(火)に愛媛県立新居浜西高校を訪れ、約780名の生徒に対して「デジタルとグローバルの時代に~世界で勝つための文理融合人材~」と題する90分の講義を行いました。

 この講義では、社会で求められるデータサイエンティストを育てるために行われている滋賀大学の文理融合教育モデルの実践的内容を紹介しました。

 さらに、深谷教授のアジア各国でのデジタル変革プロジェクトの実経験をもとにした、データ利活用による課題解決を推進するプロジェクトについて、具体的な事例を示して語られました。また、世界舞台での競争においては、多様な文化や価値観への理解と共感、そしてコミュニケーション力が重要であることが強調されました。

 加えて、「手を動かす」「体を動かす」「自分で問題を発見する」という自主的なゼミ活動や、タイ研修ツアーなどの学生の行動力を重視する滋賀大学の取り組みが紹介されました。

 この講義を受けた高校生たちは、データ分析から得られる洞察の説明の重要性、世界で働く面白さと情熱について学び、将来への夢に挑戦する意欲を高めました。
さらに、講義後に行われた約20名の希望する有志生徒との30分間の座談会では、国語の重要性、数学の学習に関する悩み、語学力の背景となる知識等について深く掘り下げた質疑応答が行われ、視野を広げる必要性や、好奇心と論理的思考の重要性についての理解が深まる機会となりました。

講義の様子

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