イベント

《2023年12月12日》第140回 データサイエンスセミナー(講演者:桐生裕介先生 題目:映像制作においての、形式言語的視点から見た記号処理)

開催日時:12月12日(火) 14:30 ~ 60分

開催場所:総合研究棟<士魂商才館> セミナー室Ⅱ(※対象は特に限定しない。開催は対面のみで行います。)

講演者:桐生裕介先生(スタジオフォンズ)

題目: 映像制作においての、形式言語的視点から見た記号処理

概要:
  多人数が同時並行に研究開発・プリプロ・制作を進める傾向のある映像制作では、大規模ストレージでのデータ集約と分散処理が普及し、弊社においても、ファイルの自動検知と自動化を基本としたサーバーサイドサービスを稼働させ、制作上の意思決定を支え十年近く経過しています。一方、ICTの普及に伴い、演出性を重視する上での研究開発資料配備や、制作資料・自主学習用教材・試作環境などのレポート生成などとの連携確保が求められ、アートディレクションや表現手法の語彙開発と格納の支えとしての高度化を促しています。加えて、扱うアルゴリズムそのものの多様化・高度化が求められていく中、省エネ・省資源化の制約を意識しつつのソフト・ハードの設計改善を行う際、現代数学の各種アルゴリズムを踏まえたシステム全体の抽象化が課題となっています。
 本セミナーでは、学部生でも追跡可能な程度に平易に大枠を解説し、これらの課題に対するシステムの設計の詳細や稼働状況からの知見を紹介して参りたいと思います。
 時間が許せば、これらのシステム上での変革を踏まえて、過去に開催された研究集会やセミナーなどの様子についてもお話ししたいと思います。

お問い合わせは以下のアドレスにメールでご連絡ください。
dser-center@biwako.shiga-u.ac.jp

お知らせトップへ戻る