学際プラットフォーム「因果フォーラム」を開催 ~「因果AI」と「予防統合科学」の研究拠点形成に向けて~
2026年1月29日(木)30日(金)の両日、滋賀大学彦根キャンパスにおいて「The First Causal Frontier Forum」を開催しました。本フォーラムは、滋賀大学データサイエンス・AIイノベーション研究推進センターが主催し、JST CRESTの協力、理化学研究所 革新知能統合研究センター(RIKEN AIP)の後援を得て実施されたもので、因果AIと予防統合科学を軸に理論から応用、社会実装までを横断する学際的な対話の場を提供することを目的としました。本フォーラムは、2025年9月に発足した先端因果推論特別研究チームの取組みの一環として位置づけられ、同チームが目指す研究推進と学内外連携の強化を具体化する重要な機会となりました。
フォーラムには折からの寒波にもかかわらず、両日を通じてのべ180名の参加があり、会場には多くの研究者・実務者・学生が集いました。
プログラムは因果推論にまつわる下記の10のテーマについて、講演や研究発表、実装事例紹介など多彩なセッションで構成、各セッションでは登壇者と参加者の間で熱のこもった質疑応答が交わされ、因果推論に関する理論的な示唆と実務的な課題が活発に議論されました。

特に事例紹介では、医学や脳科学、生態学から経営まで、社会実装上の具体的な問いが多く寄せられ、研究と現場をつなぐ実践的な示唆が得られた点が大きな成果です。
会期中および閉会後の懇談会では、参加者同士が膝を突き合わせて意見交換を続ける場面が多く見られた他、関係者からは早くも次回の開催企画について語られる場面があり、参加者の期待と関心が一層高まりました。
今回のフォーラムは、学際的な共同研究や社会実装の可能性を具体化する重要な契機となり、今後も定期的な開催を通じて因果AIと予防統合科学の国内拠点形成を目指していきます。
関連ページ:
先端因果推論特別研究チームサイト /about/team/
キックオフシンポジウム開催報告記事 https://www.ds.shiga-u.ac.jp/information/2035/

