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データで未来を切り拓く意思決定― 第一三共株式会社データインテリジェンス部主催 深谷良治教授が特別講演 ―

 2025年10月7日、第一三共株式会社 品川研究開発センターにおいて、第一三共株式会社  データインテリジェンス部主催の「データサイエンス講演会」が開催されました。滋賀大学データサイエンス・AIイノベーション研究推進センターの深谷良治センター長が招かれ、「データで未来切り拓く意思決定 ― デジタル時代を勝ち抜くために、データの力を解き放つ ―」と題して特別講演を行いました。本講演は、第一三共株式会社の依頼により実施されたものです。

 深谷教授は、データ活用による競争優位の実現には、単なる分析技術やツール導入にとどまらず、「問題の本質を見抜く力」と「定量的に判断できる組織思考力」が不可欠であると強調しました。さらに、不確実性の下での意思決定力や、変化を恐れず自ら変革を起こす組織対応力の重要性を説き、データ品質の確保、事業知識とデータサイエンスの融合、現場と利用者視点の両立など、データで切り開く具体的な実践ポイントを提示しました。

 当日は会場で約100名、Web配信では600名を超える第一三共社員が参加し、社内の高い関心がうかがえました。参加者からは「企業や官公庁での多様な取組みを知ることができ、社内のあらゆるファンクションで参考になった」との声が寄せられました。

 滋賀大学は今後も企業との連携を通じて、データサイエンスの社会実装を推進し、データで未来を切り拓く人材育成と価値創造に取り組んでいきます。

講演の様子

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