お知らせ
青木 敏教授、島田 貴仁教授が着任しました
■ 教授 青木 敏(あおき さとし):
頻度や人数などの計数値データ(分割表に集約されるデータ)に対するモデリングやデータ解析、特に、マルコフ連鎖モンテカルロ法などの計算機支援手法、多項式環のグレブナー基底の理論にもとづく代数手法、などを専門としています。品質管理、システムの統計的評価、などに関連した共同研究の経験があります。
■ 教授 島田 貴仁(しまだ たかひと):
犯罪の予防は社会の安全安心のために重要ですが、そのための対策(政策・施策)は大きな事件や件数増加の後追いになりがちです。実効性を持たせるためには、統計データやアンケート調査を用いて被害リスクを分析し対策の的を絞ること、そして,対策を実施する際には社会実験によって効果検証を行い、得られた知識(エビデンス)を蓄積・共有することにより、信頼獲得と社会的受容を図ることが重要です。その方法論を研究するとともに、研究所での長年の経験を活かして警察の生活安全部門や自治体の政策立案・市民安全部門など実務での普及を図っています。