お知らせ
陳 峻冬助教が着任しました
海洋生物の作用によって隔離・貯留される炭素である「ブルーカーボン」は、陸上の植物生態系を上回る炭素吸収能力を持つ。海草はこのブルーカーボン生態系の重要な構成要素であり、広範な地域に分布している。「自国が決定する貢献(NDC:Nationally Determined Contribution)」を達成する上で、地域別や国別の海草による炭素吸収・貯蔵量を把握することは重要である。現在、リモートセンシングや画像処理技術を活用して海草の分布面積や密度を正確に把握し、種を識別する研究が進められており、これによって海草の炭素吸収能力が量化されている。