イベント
《2025年1月22日》第184回 データサイエンスセミナー(講演者:新久 章 先生 題目:「高次元線形回帰モデルにおける統計的推測」)(第10回 データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター・経済経営研究所ジョイントセミナー)
※本セミナーは、データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター・経済経営研究所とのジョイントセミナーです。
日時:2025年1月22日(水) 15:30 ~ 80分
場所:士魂商才館 セミナー室Ⅱ(3F)およびWeb併用
(※ 対象はデータサイエンス学系教員、彦根地区教員、大津地区教員、データサイエンス学系大学院生。学外は不可。)
講演者:新久 章 先生(滋賀大学 経済学部)
題目: 高次元線形回帰モデルにおける統計的推測
概要:
高次元線形回帰モデルとは、説明変数の数が標本の大きさよりも大きくなるような線形回帰モデルのことを表します。この場合、説明変数間に多重共線性が必ず生じるため、最小2乗推定量(OLS推定量)によって統計的推測を行うことができません。そこで、高次元におけるOLSの代替的手法として、debiased Lassoと呼ばれる方法が注目されています。本発表では、まずdebiased Lassoとはどのような方法なのか、LassoやOLS推定量との関係について触れながら解説します。その後、debiased Lassoに関する最近の共同研究の結果について報告します。
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ebr@biwako.shiga-u.ac.jp