お知らせ

OLIS‐滋賀大学保険フォーラムを開催

 2024年10月5日、滋賀大学彦根キャンパスにて、OLIS‐滋賀大学保険フォーラムを開催しました。
 保険フォーラムは、公益財団法人アジア生命保険振興センターが主催となり、生命保険分野で国際的に活躍できる人材の育成を目的に、多くの学生に生命保険の基礎知識や専門的知識を身につけてもらえるよう、フォーラム、セミナー、講演会などのプログラムを実施するものです。今回のフォーラムは滋賀大学が共催となり、金融・保険×データサイエンスをテーマに第一線で活躍する方々を講師としてお招きし講演いただきました。
 松井秀俊教授の司会のもと、冒頭に深谷良治センター長から開会の挨拶がありました。挨拶の原稿は生成AIが作成した原案を元としたことも述べられ、違和感のない挨拶原稿に驚きの声も上がりました。続いて、主催者のアジア生命保険振興センターから米倉司理事長のご挨拶がありました。
 その後、講師の中島淳一氏(金融データ活用推進協会(元金融庁長官))、藤澤陽介氏(住友生命保険相互会社)、渡辺重男氏(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社)、杉山聖貴氏(株式会社日本総合研究所)から金融業界におけるAI・データ活用、アクチュアリーの将来とAI、損害保険アクチュアリーとデータサイエンス、金融グループにおけるデータ利活用の取り組み紹介をテーマにそれぞれご講演いただきました。中でも海外の事例として、データサイエンス職やアクチュアリー職が大変高く評価されており今後の活躍が世界的に注目されていることが紹介され、参加した学生を大いに鼓舞することとなりました。
 加えて、地方銀行などの金融機関と大学の連携に関する質問が出された際、講師から滋賀大学が全国に率先して連携のモデルとなることが期待される旨の激励をいただきました。さらに別の講師からは因果推論に関する分野は一企業で取り組みを行うより大学と共同で推進していくべきであるとの考えも示されるなど、当該分野における大学及び大学で学んだ学生への期待の高さを感じました。
 参加者は学内県内のみならず県外からも多数の参加があり、開催後フォーラムに対する高い満足度の回答が寄せられ盛況のうちに閉会しました。
 滋賀大学はデータサイエンス研究教育機関のトップランナーとして、国際的に活躍できる人材を輩出すべく、今後も様々な取り組みを行ってまいります。

公益財団法人アジア生命保険振興センター 米倉 司 氏
金融データ活用推進協会 中島 淳一 氏
住友生命保険相互会社 藤澤 陽介 氏
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 渡辺 重男 氏

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