お知らせ

生成AIに関するFDワークショップを開催

 2024年8月21日、数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアムの拠点校(全国で11校)である本学が、同コンソーシアム近畿ブロックの公開FDとして「生成AIに関するFDワークショップ」を開催しました。このワークショップにはコンソーシアム会員校や教育関係者など含め約40名の参加がありました。

 当ワークショップは、「大規模言語モデル活用入門~大学業務の課題解決に向けて~」と題し、大学業務の効率化およびデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の一つとして、ChatGPTなど大規模言語モデル(LLM)の活用が注目される昨今、LLMを用いた業務の遂行についてアイデア創出、および実施を検討できるようになることを目的とし、そのための基礎知識を講師である、本学、データサイエンス学部の南條浩輝教授、今井貴史講師が実演を交えて解説する内容となりました。

 同学部の清水昌平教授の挨拶に始まり、前半の部は南條教授より大規模言語モデルの歴史や仕組み、サービスについて説明され、続いて、大学や企業の課題に対しどのように使用できるのかを実例の説明がありました。後半の部では、今井講師よりLLMのアプリケーションの基本的な仕組みと、使用方法と注意点の説明があり、その後、実践編として簡単なチャットボットの実装を行いました。

 コンソーシアム会員校ならびに教育関係者含め、さまざまな質問も飛び交い充実したワークショップとなりました。

 滋賀大学は今後も社会の要請に応え、データサイエンス・AI分野の教育研究力を強化し、その成果を対外的に発信してまいります。

挨拶をする、滋賀大学データサイエンス学部 清水昌平教授
前半の部で、LLM活用のポイントを説明する、滋賀大学データサイエンス学部 南條浩輝教授 
後半の部で、実演データの資料について説明する、滋賀大学データサイエンス学部 今井貴史講師 

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