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滋賀大の学生と教員が彦根地方気象台を訪問

 滋賀大学と彦根地方気象台は、学術研究の振興と自然災害の予防・軽減に貢献する人材育成を目指して、連携協定を結んでいます。

 2024年6月11日、データサイエンス学部と経済学部の学生8名が、深谷良治教授、大塚道子准教授と共に彦根地方気象台を訪問しました。訪問には、野村武司台長や山本雅樹防災管理官をはじめ、多くの気象台職員が参加しました。

 訪問の主なテーマは「気象条件と琵琶湖湖上における水難事故」についての意見交換でした。まず、データサイエンス学部の学生が「気象データを用いた水難事故発生リスクの調査」に関する研究発表を行いました。これに対して、気象の専門家からさまざまなコメントをいただきました。

 その後、湖面で水上スポーツを行っている学生と気象台職員との間で、湖上風速や湖陸風、突風の予測、「おろし」の風の傾向、天気図の活用方法などについての活発な質疑応答が行われました。質疑終了後は、風速計など気象台の測定機器を見学させていただくこともできました。

 滋賀大学と彦根地方気象台は、今後も防災教育を通じて、学生や地域社会の防災意識の向上を目指していきます。

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