5月13日、データサイエンス学部・清水昌平教授らが主催する第1回因果推論に関するソウル・彦根共同セミナー（彦根データサイエンスシンポジウム2024 ）が滋賀大学で開催されました。

　この共同セミナーシリーズは、理化学研究所、滋賀大学、ソウル大学校の因果推論研究グループ間で、因果推論に関する共同研究と議論の場を設けることを目的としています。因果推論とは領域知識とデータを組み合わせて因果関係を推測するための方法論です。AIの信頼性が課題となっている中、産官学の各分野で注目を集めています。

　今回は他の組織からの研究者、データサイエンス研究科の学生、実務家の参加もあり、Pham The Thong准教授 (滋賀大学データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター・理化学研究所)、 前田 高志ニコラス氏（学習院大学・理化学研究所）、オ・スンミン氏（ソウル大学校）、Yi Jiang特任助教（滋賀大学データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター）、菊地元太氏(株式会社デンソー)らがそれぞれの最先端の研究報告を行い、活発なディスカッションが行われました。